転職

【 1-6 】ホテルのレヴェニューマネジメント職って、どれくらいもらえるの?

レヴェニューってカッコいい。でも、実際の待遇ってどうなの?

最近、ホテル業界で少しずつ注目されつつある「レヴェニューマネジメント職」。
「価格を操作して売上を最大化する戦略家」というイメージを持つ方も増えてきました。

でも、こう思いませんか?
「で、実際いくらくらいもらえるの?」

今回は、求人情報や実際の事例をもとに、
“レヴェニュー職のリアルな年収事情”をお届けします。

求人で調べてみた結果、意外と高い

いくつかの求人サイトで調べてみたところ、レヴェニュー職の年収は想像以上に高い水準にあります。

◆ 実際の求人例(2025年4月時点)

  • 株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント
    年収:800万円〜1,000万円
    勤務地:東京・北海道など
    ポジション:レベニューマネジメント責任者候補
  • 非公開企業(東京都)
    年収:600万円〜699万円
    職種:セールス&レベニューマネージャー

このように、年収600万円〜1,000万円クラスの求人が実際に出ているのです。
他の部署と比べても、かなり高水準だと言えるでしょう。

なぜ高い?レヴェニュー職が評価される3つの理由

1. 売上を握るポジションだから

価格戦略ひとつで、ホテルの売上は大きく変わります。
繁忙期に価格を上げきれなければ何十万、何百万の損失。
逆に、うまく需給を読むことで、大きな利益を生むことも。

まさに「数字でホテルを動かす」仕事です。

2. 専門性があり、できる人が少ないから

レヴェニューの仕事は地味ですが、地味だからこそ人が集まりにくい。
Excelやシステム操作、OTA管理など、少し複雑で根気のいる作業が多いため、
“できる人”が重宝される傾向にあります。

3. 経営に近いから

レヴェニューは、現場ではなく経営判断の中枢にいるポジションです。

部屋をいくらで売るか、どこに在庫を出すかは、
単なる「事務」ではなく「戦略」の仕事。

結果として、ポジションが上がれば年収もそれに応じて上がっていきます。

こんな自分でもできた。レヴェニューは“静かに働く人”の味方

実は、僕自身人前で話すのが苦手で、内気な性格です。

でも、そんな僕でもレヴェニューの仕事はとてもやりやすかった。

なぜなら、レヴェニューは1人でパソコンの前に向かって、黙々と分析や設定をする仕事だからです。

誰かと競争したり、営業トークで成果を出す必要はありません。
数字と向き合い、仕組みを整え、売上を支える――
そんな裏方の仕事が、僕には合っていました。

「目立つのは苦手だけど、意味のある仕事がしたい」
そんな人には、ぴったりの職種だと感じています。

まとめ

レヴェニューは、
派手ではないけれど、確実に“評価される”ポジションです。

  • 数字を読むのが得意
  • Excelやシステム操作ができる
  • 静かに集中するのが好き

もしひとつでも当てはまったなら、あなたにもチャンスは十分あります。

「今のままじゃ年収もキャリアも頭打ちかも…」
そう感じている方に、

僕はレヴェニューという道を、心からおすすめしたいのです。

そしてもう一つ、大事なことを添えるなら――
たとえ今の給料が期待より少し低かったとしても、
日々の中で得た技術・経験・実績は、次の転職や将来の独立の“足がかり”になります。

だからこそ、今この瞬間が“未来の自分”を作っているのだと、そう信じて働いています。

-転職